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2002年のフジロック回顧録 忌野清志郎+矢野顕子、ザ・ミュージック、プロディジー、ケミカル、レッチリ、ジェーンズ・アディクション…【フジロックの思い出]

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フジロックの思い出
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2002年はフジロックが苗場に移ってから初めて参加した年で。

その前は1998の豊洲に参加しただけ。あれは完全に都市型フェスだったから。今回の初苗場に対しての興奮、わくわくドキドキ感はハンパなかったですね。

まあ今見ても素晴らしいメンツ。特にグリーンはダブルヘッドライナーかってくらいの勢いの。

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7月26日(金)【1日目】

金曜は先日亡くなったキースのプロディジー。これ見れなかったんだよなぁ。てかこの年は土日の2日だけの参加だった…そらあかんわ。実はプロディジーのライブって1度も見たことなくて。この後プロディジーがどうなっていくのかは分からないけど、やはりバンドにはハイライトというかこの時に見ておかないと、っていう時期があるんですよね。少なくともプロディジーはその時期を見逃してるんでとにかく残念です。

the Prodigy

プロディジーの前がMUSE。すでにかなりの人気があったとは思いますが、まだヘッドライナーではなかった。Jeevasとか出てるな。もうこの時クーラシェイカーは空中分解してたんだな。

ホワイトはジョージ・クリントン。3日目のレッチリでもゲスト出演。中一日あるのに出てくれたんすね。(2日目にも何かあったのかな?) レッドでは何とテレヴィジョンが登場!ヘヴンではパティ・スミス。翌日レッドトリもパティ。NYパンクの雄がそろい踏みという。いやーフジロック凄過ぎる。

7月27日(土)【2日目】

個人的にはこの日が苗場フジ初参加日。月夜野から峠を越えてきて、苗場エリアに入ってトンネル抜けて初めて会場の色とりどりのテントが見えてきたときはアガッたなぁ… 多分フジにおいてあのとき以上にワクワクすることは後にも先にもないかな?もちろんステージを見てのゾクゾク感はまた別物ですが。

会場に到着していきなり触れたのがレッドマーキーのザ・ミュージック。これ後々語り継がれる伝説のライブだったわけですが、終盤に最後尾でほんのちょっと体験するだけで終わってしまいました。。。しかし異様な盛り上がりだったのはよく覚えています。

the Music

グリーンでは忌野清志郎&矢野顕子井上陽水。日本のロックの先駆者のこの並びもこの年の一つの売りでしたね。清志郎はそれまでちょこっと見たことくらいしかなくて。がっつり見たのはこれが初めてだったのですが、完全に持っていかれました。基本的に矢野顕子のピアノに二人のボーカルというシンプルなセットだっただけに、彼らのエモーションがダイレクトに伝わってきて。ラストの名曲「ひとつだけ」には完全にやられました。涙腺崩壊。そのあとの陽水も素晴らしかった。かなりのベストセットだったと記憶してますが、特に「氷の世界」「最後のニュース」はやば過ぎた。

忌野清志郎と矢野顕子

その後はペットショップボーイズケミカルブラザーズ。この日も豪華。エレクトロニックな並び。16年前ですが、この時にはすでにケミカルは大御所でフジの顔だったという。16年後の今年2019年もフジの顔なんだからとんでもないですね。ちょうど4thアルバムの『Come With Us』が発表された年なので、アンセム「Star Guitar」も披露されました。

ホワイトでは管理人の大好きなゲット・アップ・キッズが。全盛期と言っていい時期だったしめっちゃ盛り上がりました。そのあとはUSオルタナ裏番長コンビ?バットホールサーファーズからソニックユースというこれまたものすごい暴力的な流れ。

レッドはトリのパティ・スミスの前には何とホワイト・ストライプスが。トリ前?しかもレッドという。今では考えられないですが、この時レッドで見れた人はかなり貴重ですね。見れなかったんでうらやましい。あと何気に深夜レッドでシネマティック・オーケストラやDJシャドウが出てるのも凄い。この頃の深夜レッドはかなり充実していました。

7月28日(日)【3日目】

3日目は朝から。ゆらゆら帝国クイーンズ・ザ・ストーンエイジを見てました。このときのクイーンズのドラムはデイヴ・グロール!いやはやもの凄い、鬼気迫るドラムでした。クイーンズ自体が当時は見た目も音も凶暴そのもの。真っ昼間っからダークでヘヴィな真っ黒で最高のライブを見せてくれました。

ホワイトではクーパー・テンンプル・クロースやゴメスの当時の人気UKバンドのあと、トリ前が復活ジェーンズ・アディクション。この辺りからの会場の盛り上がりは凄かった。ペリー・ファレルの華々しさもすごかったなぁ。ギターはもちろんデイヴ・ナヴァロ。で、トリはそのデイヴも在籍したことのあるレッド・ホット・チリペッパーズが登場です。

Jane’s Addiction

この年のフジロックは急激に観客数が増えたようで。苗場4年目で、前年が、トラヴィス-マニックス-オアシスのUKヘッドライナー級3連発や、復活ニュー・オーダー、伝説の長尺ライブを披露したニール・ヤングに、初のヒップホップからのヘッドライナーのエミネムとかなりの話題性があり、さらに2002はダントツの集客力を持つレッチリ登場とのことで、今まで苗場は遠いし高いしなぁ…って感じで見送ってた層が、もういい加減辛抱たまらなくなって観客数が爆発したんじゃないかと個人的に勝手に分析していますw 実際この年当たりからチケットも売り切れが出るようになってかなり会場の人間が飽和状態で移動等も大変になったみたいですね。

1997年天神山フジロックでも伝説を残したレッチリはさすがの貫禄。集客もハンパなく、途中先述のジョージ・クリントンも参加しての大盛り上がりのライブでした。ジェーンズ-レッチリというUSオルタナ表番長?的な流れも素晴らしかった。

Red Hot Chili Peppers

裏のホワイトもコーネリアススピリチュアライズドという豪華な流れ。コーネリアスはキャプテン翼の映像やたら映してたのが記憶に残ってますw スピリチュはレッチリ見てた為に見れず。残念!

そういや深夜レッドに出てるLOVE JETSは清志郎のバンドでしたね。この頃の清志郎はアホみたいにいろんな形態であっちこっち出てたんだよなー。こんだけ出てんのに存命中はほとんどライブ見れなかったという…後悔先に立たずです。

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