ピエール瀧氏のコカイン問題が騒がしい昨今ですが、電気グルーヴをはじめ関連作品が店頭から撤収されている問題は特に物議を醸し出してますね。やり過ぎ、致し方ない、いろいろと意見はあるようですが、管理人的には日高総大将の意見に完全同意です。
(ちなみにこちらは例のレッチリ出演の件など日高氏によるブッキングの話がメインです)
日高氏的には、今後も電気グルーヴとの関係は変わらないとのことで、瀧氏には罪を償ってもらい、時が経てばまた苗場でライブが見れることかと思います。ファンにとっては非常に嬉しいコメントですね。
まあドラッグに関しては古くはビートルズにストーンズにジミヘンにジャニス、映画効果で再び大人気のフレディ・マーキュリーに90年代以降最大のカリスマ、カート・コヴァーンと海外に目を向ければ枚挙に暇がないほど多くのアーティストが関わっています。
日本人だから、というのであれば外国人、あるいは日本人を差別しているとしかいいようがないですし、そういう時代になった、というのなら上記のアーティストが永代絶賛され続けているという矛盾。さらにはビートルズなんて教科書に載るのは当たり前、あたかも聖人君子(笑)かのような扱いになっているのに、何のこっちゃって次元の話ですね。
日本人でもフジロックに縁のあるところでは岡村ちゃんなんて3度逮捕(苦笑)されていますが、現在の活躍ぶりはご存知の通り。作品が回収されたと言うことも特に無かったと記憶しています。
まあ前例から言っても、今後おそらくは執行猶予という形になるでしょうから、そのほとぼりがさめて数年すれば、また作品も再発され、ライブも行われるという状況にはなるとは思いますが。(TVタレントや俳優としての仕事はそもそも興味も無いし、そっちがどうなるのかは知りません笑)
まあ瀧氏の場合、TVタレントとして非常に活躍していたため、影響が大きかったと言うことは言えるかもしれませんね。これが仮に卓球氏なら(失礼!)ひょっとしたら作品回収とまでは行かなかったかも?なんて感じたりもしてます。
とりあえず過去の作品はほとんど持っているので個人的には困らないですが(笑)、後進にも伝えていくべき素晴らしい作品を多数リリースしてきた電気グルーヴ。これだけの作品群を伝えていくことが途絶えることは音楽的、文化的にも大きな損失ですし、例えば配信でしか聴いていなかった人がもう聴けない、という状況が続くことは非常に憂うべき事態だと思います。
作品回収に対しての声は常に上げ続けるべきだと思っております。作品回収の撤回のオンライン署名はこちらから。
「電気グルーヴの音源・映像の出荷停止、在庫回収、配信停止を撤回してください」
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