MITSKI

2019最も見逃してはいけないアーティスト

ヘッドライナーのケミカル、キュアー、SIAに、

ジェイムス・ブレイク、デスキャブ、トム・ヨーク…

第１弾で、すでにかなりの大物が発表されているフジロック2019ですが

実はもっとも旬でアーティストとして脂が乗り切っていて、

今年最も見逃してはいけないアーティストはこの「MITSKI（ミツキ）」だと思います。

MITSKIはNYで活動する日本・アメリカのハーフのソロアーティスト。

2014年発表の3rdアルバム『Bury Me At Makeout Creek』、

2016年発表の4rdアルバム『Puberty 2』が

PitchforkやNME、Rolling Stoneなどの

海外の多くの主要メディアで軒並み高評価を得ました。

昨年発表の『Be the Cowboy』も同様に数々のメディアで年間ベスト級扱いで

まさに今乗りに乗っているアーティストです。

彼女の音楽性と言えば雑多で一言では言い表しづらいのですが、

彼女が今までに影響を受けたという音楽が現在の音楽性に大きく

母親が日本人ということもあり、日本の音楽にも造詣が深く、

特に70年代のユーミンをはじめとするニューミュージックや

山口百恵などのポップミュージックが好きだったということ。

さらにビョークやM.I.Aなど海外の一線で活躍するアーティストも好み、

この辺りのアーティストの影響が楽曲に色濃く映し出されていると思います。

70年代の日本のニューミュージックや歌謡曲に80年代のエレポップ、

更に90年代以降のオルタナやインディポップ。

これらが渾然一体となってMITSKIの楽曲が構成されているという感じです。

こちらは昨年リリースの『Be the Cowboy』からの代表曲。

繰り返しになりますが2019フジロックで真っ先に押さえるべきアーティスト。

現在の立ち位置からステージ、時間帯がどこになるのか全くわかりませんが

絶対に語り継がれるライブになると思います！