とにかく今年2019のフジロック第１弾は素晴らしいアーティスト揃いなわけですが、それは超メジャー級なところだけではなく、ちょい地味目なところも痒いところに手が届く的なナイスなバンドが控えているというところにあります。
なんてもっともらしいことを言ってますが、フジは毎年そうなんですけどね。マイナーなところこそしっかり抑えてるのがフジのフジたる所以。
USポートランドからのサイケデリックポップバンド
で、Unknown Mortal Orchestraです。
そこまで地味なバンドと言っていいのかよくわかりません。というのもすでに単独来日公演もソールドアウトさせるくらいの人気はあるもので。とは言ってもまだまだ一般的には無名だと思いますので…
Unknown Mortal Orchestraはアメリカ・ポートランドを中心に活動しているサイケデリックポップバンド。フロントマンのルーバン・ニールソンはニュージーランドの出身とのことです。アルバムはデビューアルバム（セルフタイトル）からしてなかなかの評判を呼びました。
2nd「Ⅱ」と3rd「Malti-Love」も好評。昨年4枚目の「Sex&Food」を発表しましたが、これが今までに輪をかけての目まぐるしいサイケデリックワールドで脳みそをグリングリンさせられました。最高傑作です。
彼らの音楽の特徴はローファイでサイケデリック。複雑な曲展開。どこに向かってるのかさっぱりわからないキテレツ的なところが魅力です。イメージ的に近いのはAriel Pinkあたりか、あるいはTame Imparaあたりか？フランク・ザッパの名前が出てくることもあるくらいのようで…
こちらはその4thアルバムからのリードトラック。
White Stripesばりのヘヴィなサイケデリアです。PVはイッちゃってる感じのアニメーションで、これまたでイカしてます。
フジではおそらく夕方〜夜にかけてのレッドマーキーになるのではないでしょうか？あんまりこんなサイケなやつは表には出さない方がいいですからねw
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